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  慢性副鼻腔炎の手術
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術治療

蓄膿症(慢性副鼻腔炎)とは


 蓄膿症(慢性副鼻腔炎)とは、顔や頭の骨の中に形成された副鼻腔と呼ばれる空洞に生じる炎症です。副鼻腔は、副鼻腔換気排泄路と呼ばれる狭い交通路を介して鼻腔と連結しており、正常な副鼻腔は空気で充たされています。しかし換気排泄路がうまく機能せず副鼻腔に空気が入りにくくなると、副鼻腔内に炎症をきたします。この状態が慢性化したものを蓄膿症と呼びます。


正常な鼻腔と慢性副鼻腔炎の鼻腔

内視鏡を用いた新しい手術の概念


 1970年代に、蓄膿症は、基本的には副鼻腔自体の問題ではなく、手術により鼻内から副鼻腔換気排泄路を拡大し、副鼻腔の通気性を改善させることでその多くは回復することが明らかにされました。以降、蓄膿症に対する手術は、それまでの副鼻腔粘膜の摘出を目的とした手術から、副鼻腔粘膜を可及的に保存したまま鼻内から副鼻腔換気排泄路を拡大する手術へと変化してきました。これが、「内視鏡副鼻腔手術」と呼ばれる手術です。

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