蓄膿症・慢性副鼻腔炎の手術治療
一般的な内視鏡手術

副鼻腔とは、鼻の周囲の骨(頭蓋・顔面骨)の内部に形成された“空洞”のことです。

 

蓄膿症(慢性副鼻腔炎)とは

副鼻腔とは、鼻の周囲の骨(頭蓋・顔面骨)の内部に形成された“空洞”のことです。

上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞といった比較的大きな単一の空洞のほかに、眼球の間に蜂の巣のように小さな空洞が集合した篩骨洞と呼ばれる空洞があります。

それぞれの空洞には鼻腔につながる小さな窓があり空気の通路となっています。このため正常な副鼻腔では、鼻腔と空洞は空気が出入りしており、常に新鮮な空気で満たされています。

鼻腔粘膜の腫れなどにより鼻腔と副鼻腔をつなぐ通路が閉鎖すると、空洞内の空気の出入り(換気)が妨げられ、副鼻腔粘膜が腫れるなど病的な変化(炎症)を起こします。

このような状態が続くものが慢性副鼻腔炎で、特徴的な症状としては、黄緑色の膿汁の産生、空洞内の圧変化による頭痛や顔面痛、ポリープ形成による鼻づまりや嗅覚障害などがみられます。

内視鏡下副鼻腔手術の治療成績

手術により副鼻腔の中に空気が入るようになると、炎症の多くは改善傾向を示します。当院の手術成績では、おおよそ85%の副鼻腔炎が完治しています。しかし中には、粘膜の腫れが元に戻らない例、また一時的に改善しても再び腫れがひどくなる例などがあります。とくに近年では、慢性鼻炎(通年性アレルギー性鼻炎、鼻粘膜過敏症)や喘息に合併した治りにくい慢性副鼻腔炎(とくに好酸球性副鼻腔炎)が急速に増加しているのが特徴です。

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