サージセンターにおける内視鏡を用いた副鼻腔手術への取り組みは、欧米における内視鏡手術の黎明期にあたる約20年前から始められました。
以来、合併症の危険性をなくすため独自の工夫を重ね、現在世界中で普及している内視鏡下副鼻腔手術の概念とは異なる手術法へと発展してきました。私たちがTargeted ESSと呼んでいる術式です。

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この手術法は、篩骨洞の内部の小さな空洞の一つ一つを換気のための通路から開放する方法で、空洞を分けている壁を突き破る操作を加えることはありません。したがって、きわめて安全に、目的の空洞を開放することが可能です。
複雑な構造を持つ篩骨洞におけるこのような手術は、私たちが取り組んできた長年にわたる篩骨洞解剖の研究と高度な手術手技により、はじめて可能となったと言えます。

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