人が生きて行く上で欠くことのできない呼吸。その通路となっている鼻の病気は、環境の変化とともに病気の性質も大きく変化してきました。
とくに近年においては、気管支粘膜の病気である喘息と同様に、体質の関与した治りにくい鼻粘膜の病気が急速に増加しています。このような病気に対しては、これまでの内科的治療の主流であった減感作治療や薬剤による治療では、十分な効果を得ることが困難です。
また従来の手術法は病変した部位を切除することが基本であり、永続的な治療効果が得られないばかりでなく、副作用の危険性もありました。
私たちは、最も確実な効果が期待できることそして全身への副作用がないことから、問題の根本となっている部位だけをターゲットとした限局的な手術治療が最善の方法であると考え、理想的な手術治療の開発に取り組んでまいりました。
これまでの代表的な治療法としては、難治性のアレルギー性鼻炎に対する内視鏡下後鼻神経切断術(1997年)、さらに後鼻神経切断後の再発例に適応される内視鏡下ヴィディアン神経温熱治療(2006年)、また慢性副鼻腔炎(蓄膿症)に対する手術としてTargeted ESS(2000年)を開発いたしました。
これらの手術法は世界の鼻科領域手術において最先端のものであり、当院の実績と経験をもとに独自に開発されました。治療効果、安全性、低侵襲性のすべての点において、最も優れていると確信しています。
これまでの長期の薬剤治療や1~2週間の入院期間を必要とする手術に替わる方法として、小児から高齢者まで誰でもが安心して受けられる最先端の鼻科手術治療を、短期入院(日帰り~3日)で提供いたします。
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